本書は26章からなり、基本的にはそれぞれの章で解説が完結しているが、クロスリファレンスによってさらに深い理解ができるよう配慮されている。
1章~2章ではコンパイルや実行、環境などの基本事柄を説明し、3章~6章では基本的なAPI(文字列、正規表現、数値、日付と時刻)を解説している。
7章~8章では配列やオブジェクト指向への対応方法等、データ処理について扱っている。
9章~11章では一般的な入出力(ファイルやシリアルポート、パラレルポートの読み書き)について解説している。
12章~14章ではGUI開発について解説している。
15章~19章ではネットワークプログラミング(ソケット等クライアント側、サーバー側、電子メール生成等)を扱っている。
そのほか、20章ではJDBC、21章ではXML、22章ではRMI(Remote Method Invocation)、23章ではパッケージ作成、配布、インストール等について、24章ではスレッドの扱い、25章ではイントロスペクション、26章ではC/C++等の外部ファイルとの連係等を扱っている。
特筆すべきは、直接的な解説と、サンプルの的確さだ。初心者への配慮によって、かえって焦点がぼやけてしまう本もあるが、本書は必要最低限の記述によって、ダイレクトに本質的な回答を提示している。時間に制約のある開発者にとって、心強い味方となってくれるだろう。(大脇太一)
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