街道をゆく (42) (朝日文庫)

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商品情報

ASIN
4022641673
発売日
1997-12
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街道をゆく (42) (朝日文庫)
EAN
9784022641670
ページ数
281ページ
制作者
司馬遼太郎
商品種別 ( Product Group )
Book - 文庫
レーベル ( Label )
朝日新聞社

Amazonのエディトリアルレビューより

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1960年に『梟の城』で直木賞を受賞して、1996年に亡くなるまで日本と日本人のあり方を見つめてきた司馬遼太郎。ライフワークともいえる全43巻にも及ぶ「街道をゆく」シリーズは、日本はもとより世界中の街道を実際に歩いたうえ「司馬史観」を語るエッセイ集で、NHKでテレビ化もされた。本書は、同シリーズの中で唯一半島の名称がタイトルになっているが、主に鎌倉と昭和という2つの時代から、三浦半島が日本史の中で果たした役割を探っている。
半島の西側に突如として登場する鎌倉幕府は、平安京遷都以来初めて、京都以外に出現した政府である。関東武士たちの闊歩(かっぽ)した跡をたどりながら、著者は3代で途絶える源氏の政権や、滅ぼされた豪族三浦氏など「生死はいかにもあざやかだった」関東武士たちの、この政府にかけた思いにういて筆をすすめていく。
秀吉時代や開港当時のエピソードをはさんで、後半の時代は近代に飛ぶ。帝国海軍と横須賀という土地について語りながら、「海軍士官は、スマートであれ」という明治時代にイギリス海軍将校が残した教えを、消滅の瞬間まで守った海軍を紹介していく。その語り口からは、同じ旧軍出身ながら、陸軍にいた著者が海軍をうらやましく思っていることが伝わってくる。小説『坂の上の雲』のために旧海軍士官たちに行った「三笠」艦上での取材の裏話などを語り、最後は鎌倉時代に戻り、足利・新田氏によって鎌倉が陥落したときのエピソードで本書は終わる。小説化することのなかった昭和に対する著者の思いが伝わる貴重な1冊である。(鏑木隆一郎)

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