ゆがんだ闇 (角川ホラー文庫)

Cover image : ゆがんだ闇 (角川ホラー文庫)

商品情報

ASIN
4041880041
発売日
1998-04
Amazon.co.jp(Japan)の商品情報
ゆがんだ闇 (角川ホラー文庫)
EAN
9784041880043
ページ数
349ページ
制作者
坂東真砂子
小林泰三
小池真理子
瀬名秀明
篠田節子
鈴木光司
商品種別 ( Product Group )
Book - 文庫
レーベル ( Label )
角川書店

Amazonのエディトリアルレビューより

Amazon.co.jp
   ぜいたくな短編集である。この1冊で実力のあるミステリー作家6人の作品が堪能できるのだ。

   彼らはミステリーという「闇」の中でも、それぞれ得意な分野で本領を発揮する。小池真理子、鈴木光司、坂東眞砂子、小林泰三の作品には人の心に潜む恐怖が描かれ、瀬名秀明、篠田節子が描く「闇」は科学の進歩が生みだす恐怖だ。彼らに共通しているのは、どれも読み終えたときに独特の「後味の悪さ」が残る点であろう。これは最も恐ろしいことが人の心や人が取り組む科学技術から派生する身近なものであり、決して他人事ではないという衝撃にほかならない。

   たとえば坂東眞砂子の「白い過去」は、どこにでもいる幸せな主婦の日常を描く。ミステリーとは無縁と思われる生活の中にも、それは潜んでいる。予想できる結末のはずなのに強い余韻が残るのは、それが決して、遠い世界のことではないからだろう。

   1つの作品を読み終えた後、別の作品を脳や感情が受け入れるまでに時間がかかってしまうのも、個性の強い作家たちの手によるものならではといえる。1つ読み、たっぷり余韻を味わったら次の短編へ。そうやって恐怖をじっくり味わいながら読みたい短編集だ。(鮎村有紀)


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