ブラームス:交響曲第4番

Cover image : ブラームス:交響曲第4番

商品情報

ASIN
B00005FGF9
発売日
2000-04-26
Amazon.co.jp(Japan)の商品情報
ブラームス:交響曲第4番
EAN
4988011169649
枚数
1枚
制作者
サイトウ・キネン・オーケストラ
パーロウ
ブラームス
小澤征爾
商品種別 ( Product Group )
Music - CD
レーベル ( Label )
ユニバーサル ミュージック クラシック

Amazonのエディトリアルレビューより

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   ブラームスの書いたメロディーの中で最も有名なもののひとつが、交響曲第4番第1楽章の冒頭。たとえようもなくせつなく、デリケート。この部分をどう表現するかで曲全体の印象が決まる勝負どころだ。小澤はゆっくりめのテンポをとり、フレーズのひとつひとつをふっくらとうたわせる。まろやかであたたかい。自分が嘆き悲しむのではなく、悲しみにくれているだれかをそっといたわるような優しさがある。だから、胸がキュンとなるというよりはジワッとくる。第2楽章でも小澤はフレーズを大事に扱う。音のつらなりをいつくしみ、手のひらに乗せてゆっくりところがしているような印象だ。陽気で快活に演奏されることの多い第3楽章もそれほどはしゃがないのが小澤流。腰を据え、オーケストラにたっぷりと弾かせる。はずむような軽快さをとらず、一歩一歩着実な足取りで音楽を進めていく。最終の第4楽章はさらに深く沈む。ずっしりとした重みが感じられる。併録されたハンガリー舞曲でも、小澤は大曲に対するときと同様、無骨ともいえるほどの真正直さで取り組んでいる。分厚く大きなサウンドを引き出し、あわてず騒がず悠然と演奏する。踊りに没頭する村人の姿ではなく、そのまわりでほほえんでいる長老が目に浮かぶ。サイトウ・キネン・オーケストラの側にも外面的な派手さはない。爆発、疾走、豪快さを求めるわけにはいかないが、そのかわりに落ち着きと安定、細やかさがある。(松本泰樹)

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